ヨーロッパの中央に位置する国オーストリア、かつてはハブスブルグ君主国の都であり、現在は芸術と音楽の都ウィーン。
そのウィーンには王宮などの歴史的な建物で開催される舞踏会があり、王侯貴族の社交の場の雰囲気を現代でも体験できる貴重な文化遺産として世界中から多くの人が集まります。
昔の王侯貴族が使った王宮のホールで開催される舞踏会に、現在でも参加出来るという最高の贅沢。
ホテルで正装に着替えパートナーをエスコートして王宮に向かい、パートナーや友人との会話・食事・ダンスと社交の時間は、映画で見たあの舞踏会のシーンに自分が参加していると実感するはずです。
現在一般にチケットが販売されているウィーンの舞踏会には誰でも参加可能です。
ロングドレスやタキシードを用意して、ダンスやマナーを学び、優雅なウィーンの舞踏会に参加してみませんか?
現在のウィーンの舞踏会は、1月から3月の冬のシーズンに王宮などの歴史的な建物を中心に多くの舞踏会が開催されます。
その中で最も有名な舞踏会はオペラ座舞踏会(オーパンバル)で、世界中から約5000人もが訪れるウィーン最大の舞踏会で、オペラ座が一夜だけ舞踏会の会場になります。
(男性が燕尾服必須の舞踏会)
オペラ座舞踏会 オペラ座 https://www.wiener-staatsoper.at/opernball/
ウィーンフィル舞踏会 楽友協会 https://www.wienerphilharmoniker.at/
(男性が燕尾服かタキシードの舞踏会)
ジルベスター舞踏会 王宮 https://www.hofburgsilvesterball.com/
カフェハウスオーナー舞踏会 王宮 http://www.kaffeesiederball.at/
軍人舞踏会 王宮 http://www.ballderoffiziere.at/
医師舞踏会 王宮 https://www.aerzteball.at/
法律家舞踏会 王宮 https://juristenverband.at/juristenball/
仮面舞踏会 王宮 https://www.rudolfina-redoute.at/
お菓子屋舞踏会 コンツェルトハウス https://www.bonbonball.at/
コンコルディア舞踏会 市庁舎 https://www.concordiaball.at/
舞踏会の日程は各公式HPでご確認下さい。
燕尾服<Frack>
・黒の燕尾服の上下
・白の蝶タイ
・白のベスト
・白の燕尾服用のシャツ
・白蝶貝のカフリンクスとスタッズ
・黒エナメルのプレーントゥの紐靴
タキシード<Smoking>
・黒のタキシードの上下
・黒の蝶タイ
・黒のベストかカマーバンド
・白のタキシード用のシャツ
・オニキスのカフリンクスとスタッズ
・黒のプレーントゥの紐靴
イブニングドレス<Abendkleide>
・床丈のロングドレス
(白はデビュタント専用なので不可)
・ジュエリー
・長手袋 (無くても可)
・パンプス (ダンスシューズ)
・布製のハンドバッグ
ウィーンの舞踏会のダンスは、
カップルで踊るウィンナワルツなどの社交ダンスと、集団で踊るカドリーユと呼ばれるフォークダンスがあります。
またウィーンの舞踏会は男女ペア参加が基本で、自分のダンスパートナー以外の人とダンスをすることはほとんどありませんので、日本から1人(同性同士)で行く方はウィーンのダンス学校でダンスパートナー手配をお勧めします。
もちろんダンスをしなくても舞踏会に参加できます。
ウィンナワルツを習う場合、女性は男性のリードが上手ならば基本ステップが踏める程度で踊れますが、男性は女性をリードして踊るのである程度は練習する必要があります。
ウィンナワルツのダンスレッスンは、日本の社交ダンススクールでも、ウィーンのダンス学校でも習えます。
ウィーンの舞踏会には、
チケット手配と、衣装の用意が出来れば、誰でも参加出来ます。
(1)チケット手配・パートナー手配
ウィーン舞踏会普及協会はチケット手配・パートナー手配が出来ませんので、舞踏会に参加したい方は旅行会社で手配して下さい。
(2)衣装の用意
男性は燕尾服かタキシード、女性は床丈のロングドレスを用意して下さい。(指定以外の服装では参加できません)
(3)ダンスレッスン
ダンスレッスンは必須ではありませんが、日本の社交ダンススクールでも、ウィーンのダンス学校でも習えます。
初めてウィーンの舞踏会に参加する方は旅行会社にお問い合わせ下さい。
デビュタントとは、
ソサイエティにデビューする若者のことで、
白いドレスを着て、舞踏会のオープニングでダンスをします。
ウィーンの舞踏会のデビュタントは、
・未婚
・年齢制限
・左回りのウィンナワルツが踊れること
・ウィーンでの練習やリハーサルに参加できること
などの条件を満たせば応募することが出来ます。
また応募条件は舞踏会ごとに違いますので、
参加希望の舞踏会の公式ページの条件を確認後、直接応募して下さい。
copyright © 2004 ウィーン舞踏会普及協会